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子宝のために チェックシート

①冷え体質の改善と血流の改善

冷たいおなかは当然子宮も冷えています。子宮の血流が悪いと内膜の厚みが足りず、着床しにくい・流産しやすいおなかになります

□おなかをさわって冷たくないですか
□足首が冷たくないですか
□日が沈んでから、冷たい飲み物を飲んでいませんか
□甘いものを毎日食べていませんか
□下痢・便秘・月経痛がありませんか
□お風呂をシャワーだけで済ませていませんか
□ご夫婦でウォーキングをしましょう

②ホルモンバランスを整えよう

ストレスや食生活・生活習慣に大きく影響をうけるホルモンバランス。知らず知らずのうちに、妊娠しにくいこころとからだをつくっていることも。もちろん女性だけでなく、男性も同じように気を付けましょう。

□化学物質・添加物はなるべくさけていますか
□塩や出汁などは天然のものを使っていますか
□牛乳はなるべく飲まない、卵はなるべくいいものを
□夜ふかしやゲームをしていませんか
□ペットボトルのお茶やコーヒーを毎日飲んでいませんか
□携帯電話をズボンのポケットにいれていませんか
□使い捨て紙ナプキンを使っていませんか
□育毛剤を使っていませんか

③元気な精子と質の良い卵子のために

現在、不妊の原因比率は男性・女性とも半分ずつあるとされています。いままでの生活環境やストレスは男女の別なく、こころとからだに影響を与えます。健康な精子・卵子のために、こころとからだの健康を見直してみましょう。

□里芋・長芋・貝類を食べて元気な精子
□お米中心の素朴な食卓
□朝から「眠い・だるい」は夕食と睡眠の見直しを
□排卵日以外の性生活が大切
□脱メタボ、禁煙に努めましょう
□家族のイメージをご夫婦ですり合わせしましょう
□呼吸法やストレッチでこころものびのびと

安心で安全な出産・育児のために

安心で安全な出産・育児のために

ご懐妊おめでとうございます。

新しい命。ちっちゃな、そして大きな命です。

お母さんのこころとからだの健康と共に、大切に育てていきましょう。

 

妊娠前と注意点は同じですが、妊娠中特に気をつけることをまとめました

 


・いつも持たない重いものは持つのをやめましょう

・転びにくい靴を履きましょう

・足首やふくやはぎを冷やさないようにしましょう

30分以上のドライブはなるべく中期以降に

・共同の温泉や浴場は控えましょう

・生の魚介はなるべく控えましょう

・水銀を含む魚を食べる量を気をつけましょう(厚生労働省のHP参照)

・体調に問題がなければ、ウォーキングやストレッチで体をほぐしましょう

・胸を締め付けないような下着に変えましょう

・食欲が出たらなるべく薄味を心がけて

・出産準備は9ヶ月までに済ませましょう

 

 

つわりがひどい、肩こり、便秘、むくみ、不眠等があれば

すぐにご相談ください

お産から産後3ヶ月までは、母乳とこころとからだのケアのために、

漢方薬等をおすすめします。ご相談ください。

流産を考える

私は第1子を授かる前に2度、第2子を授かる前に1度流産しています
流産はなぜ起こるのか

母体の器質的問題、母体の免疫異常、胎児の染色体異常、卵子の老化、夫婦の年齢、夫婦の染色体不一致…

しかしながら、抗リン脂質抗体や抗核抗体、リウマチ、子宮筋腫、がんなどがあっても

無事に妊娠、出産した例は少なくないし、私も実際に目の当たりにしています

健康な母体の流産の確率は10~15%と言われていて、年齢とともにあがると言われてます

しかし、3人以上出産した女性で1度も流産経験のない人もいれば、
私は流産率75%…

しかも子宝相談をしている立場なので

それなりの知識と生活習慣の養生は身についていたはず

なぜなんでしょう?


たくさんたくさん悩んで考えてみたけれど、これは生命の神秘、「さだめ」としか考えられませんでした

さて、東洋医学では、すべてのことには陰と陽があると考えます

これは説明がややこしくとても奥深い哲学なのですが、

流産についての陰と陽を考えてみたいと思います


流産についての陰をデメリットとすると、

・途方もない悲しみ
(自分のからだの中で大切な命が消える衝撃)

・自分を責め、負のスパイラルに落ち抜け出せない
(答えの出ない自責の念は、身近な人にも向けられる)

・からだへの負担
(多くの場合、手術などの処置を行い、心身ともダメージを受ける)

・妊娠への不安
(また同じことになるのではと前向きになれない)


では、流産における陽の部分、メリットなんてあるのでしょうか?

・同じような経験をした人や、悲しみが理解でき、親身になってあげられる
(手術や病気で戦う人にも寄り添える)

・命の神秘や命に対する畏敬の念が強くなる
(すべての命は奇跡と思える)

・自分のからだや健康に対して見直せる
(良い意味での反省、夫婦の生活習慣の見直し)

・夫婦や家族、友人のいたわりや優しさ、思いやりの確認
(自分の力だけでは乗り越えられない事があることを知る)


東洋医学の陰と陽は、どちらかが良いということではなく、

陰と陽がバランスのとれた状態であることが健康であると考えます

もしあなたやあなたの回りに

流産で苦しみ、悲しみ、バランスを欠いている人がいたら、

このことを伝えたい

悲しい、苦しい、その気持ちを言葉で誰かに吐き出しましょう

誰にもわかって貰えないと思うこともあるでしょう

これからはあなたが誰かの気持ちをわかってあげる役になれます

たくさん泣きましょう

十分にデメリットを堪能したあとは、

ゆっくり深呼吸してメリットをじっくり味わって

必ずこころとからだのバランスを取り戻してください
時間がかかるかもしれないけど、あなたのタイミングでいいのです

天に召された赤ちゃんは、必ずあなたのこころとからだが健康でいることを願っています!